BODYMAKER×アスリート(2)網本麻里選手
 BODYMAKER×アスリート(2)網本麻里選手
 女子車椅子バスケットで世界に挑戦

BODYMAKERサポートアスリートの網本麻里選手。
2013年9月、オーストラリアで開催された『Women's National Wheelchair Basketball League(2013女子ナショナル車椅子バスケットボールリーグ決勝)』で、『Final tournament MVP』を受賞しました。リーグ戦では準優勝の戦績を残し、個人・チームともに充実した試合の様子を報告するため、BODYMAKER本社に来て下さいました。

BODYMAKER×アスリート(2)網本麻里選手 網本 麻里(あみもと まり)
1988年生まれ。大阪府大阪市出身。
女子車いすバスケットボール選手。ポジションはフォワード。
2008年 チーム最年少の19歳で北京パラリンピックの代表に選ばれた。チームは4位で惜しくもメダル獲得はならなかったが、7試合で133得点を上げて大会得点王になった。
2013年 2013女子ナショナル車椅子バスケットボールリーグ決勝(オーストラリア)で外国人でのMVP受賞という栄光に輝く。
カクテル(関西の女子車椅子バスケチーム)所属。
BODYMAKERサポートアスリート 網本麻里選手
-車椅子バスケットボールの認知度について、どのようにお感じでしょうか。
 私が車椅子バスケットを始めた頃よりも、認知度向上とともに選手が増えました。この影響は、漫画家の井上雄彦さんの作品『リアル』が大きいと思います。いろいろな人に競技を知ってもらえる事は嬉しいです!一方で、国の予算問題などのため大会規模が小さくなっている事が寂しいですね。

-網本選手はかつてバスケットボールをプレーされていました。車椅子バスケットボールとバスケットボールの大きな違いは何ですか?
 車椅子バスケットボール選手には障害レベルの重い者の順から1.0-4.5の持ち点が定められています。試合中コート上の5人の持ち点の合計が14.0を超えてはいけないので、チーム編成はとても大事。シュートやパスをするときは自分に近づかれないように、わざと相手にぶつかってから、さがって相手チームの間を狙います。

-バスケットボール専用の車椅子について教えてください。
 車椅子の座面は53cmが最高限度。53cmにすればコギしろが変わり、前傾姿勢にしたとき手を伸ばす距離が長くなります。身長が低い分だけ座面を上げれば良いという訳ではないんです。自転車と同じように、自分の身長に合う高さがあります。

BODYMAKER×アスリート(2)網本麻里選手 2013女子ナショナル車椅子バスケットボールリーグ決勝(外部サイトにリンクします)

-今回、外国人選手は網本選手しかいない状況下でのMVP受賞という、輝かしい功績を残されました。その要因についてお話ください。
 いつも通りのプレーを心がけました。車椅子バスケットではジャンプする事ができないので、日本人のように体格が小柄だと不利なんです。でもスピードでは負けません。シュートを決めるとき、ブロックをかわしながらフックぎみにシュートを打つ工夫などをしていました。

-オーストラリア生活についてお聞かせ下さい。
 4ヶ月の間に50回試合に挑みました!試合以外は練習とスポーツジムへ通う日々でした。忙しい生活でしたが不安は全くなく、毎日楽しく過ごせました。

-オーストラリアでのオフはどのように過ごされましたか。
 滞在中はホストファミリーのお家にいる7才の子供と遊んでいました!子供がUNOにハマり、朝からUNOをしてよく遊びました。


BODYMAKER×アスリート(2)網本麻里選手 -先日グリーンアリーナ神戸で開催された『第24回全日本女子車椅子バスケットボール選手権大会』は惜しくも準優勝でした。
 準優勝で良かったと思っています。今回の試合では遠征もあり、チームがいつものように集まりコミュニケーションを取る事ができませんでした。自分一人ではなく、みんながいるからプレーができると改めて感じましたね。来年は必ず優勝を勝ちとります!

-ヨーロッパへ行くことはお考えですか?
 ヨーロッパでプレーしてみたい気持ちはあるけれど、今は難しいと思います。ヨーロッパの車椅子バスケットボールでは、女子も男子チーム所属になるんです。男性はパワーがあるので、ぶつかると大きい力が加わってふっ飛ぶ事もありますね。でも男性チームの中でプレーを続ければ自分にすごいパワーがつくと思います。

-2020年東京オリンピックに向けて準備されていますか?
 今はまだ考えられません。周りは東京オリンピックに夢中ですが、私は2016年リオの金メダルのことで頭がいっぱいです。

BODYMAKER×アスリート(2)網本麻里選手

網本選手は『北九州市制50周年記念 国際車椅子バスケットボール大会』近畿代表として、男子に混ざり試合に出場します。昨年のロンドンオリンピックで優勝したカナダチームとの親善試合もあり、世界で一番強いといわれている選手も来日する予定。網本選手はとても楽しみにしているそうです。その後、来年の世界選手権の予選がタイで開催されます。

相変わらず真っ直ぐで素敵な笑顔の網本選手、ますますの活躍を期待しています。

北九州市制50周年記念 国際車椅子バスケットボール大会 公式サイト(外部サイトにリンクします)