
2013年10月、第45回全日本空手道選手権大会で優勝を果たした落合光星選手。現在は会社員として勤めながら稽古する日々。今後の空手をけん引する大きな存在です。

1991年生まれ。和歌山県出身。
第5回カラテワールドカップ 重量級 日本代表。
第10回世界大会 日本代表。
新極真会 和歌山支部所属。
落合光星選手(外部サイトにリンクします)
BODYMAKER×アスリート(3)落合光星選手
新極真会のエース
―第45回全日本空手道選手権大会での優勝、おめでとうございます。
ワールドカップ、世界大会共に推薦して頂いたのに良い結果を残す事ができませんでした。応援してもらった方に申し訳ない悔しさから、全日本こそは絶対に勝ちとる気持ちを強く持ち続けた事が一番の要因だと思います。
―大会では緊張しましたか?
試合では常に緊張しています。初戦では体がガチガチでいつも通りの動きができない時もありました。日頃からの練習でも、しっかり集中してトレーニングする事により精神を統一させています。
―空手を始めたきっかけは?
両親が空手の先生と知り合いで、幼稚園の時に連れられ、気がつけば今日まで空手を続けています。空手を初めた頃は痛くてよく泣いていた事を思い出します。
―小さい頃から空手の日々ですね。迷いはありませんでしたか?
小学生から中学生の間にバスケットボールをしてましたが、やっぱり自分には空手しかないと気づき、そこからは迷いなく空手一本です。今では空手が生活の一部で、自分自身の一部だとも思っています。

―稽古以外のトレーニングは何かされてますか?
ジムでベンチンプレスをするなど筋トレに励んでいます。
―お仕事をしながらの稽古はいかがですか?
学校からの稽古練習と仕事からの稽古の違いが大きくて、最初は辛くて大変でした。精神面と体力面の違いが大きくて戸惑いもありました。仕事を始めて深く色々考えているからこそ精神面は強くなったと思います。
―得意技は何ですか?
下段廻し蹴りと下突きです。
―技を磨く為に大切な事は何ですか?
組み手も大切ですが、基本稽古をきっちりする。常に初心を忘れず基礎をしっかり積み上げる事が一番大切だと思っています。
―目標にしている選手はいらっしゃいますか?
新保智師範です。 小学生の頃、新保師範の試合を見てとても感動しました。下段が凄く強く、自分もいつかあんなかっこ良い蹴りができたらと憧れていました。
―新保智師範にお会いした事はありますか?
強化合宿の際、新保師範からご指導を受けています。この環境に自分が居られる事に感謝しています。
新保智師範(外部サイトにリンクします)

―外国人選手と日本人選手の戦いに違いはありますか?
外国人選手はスタミナ・スピード・パワーがありますが、日本人は心が本当に強いです。最後まで諦めない粘り強さが試合を大きく左右すると思います。世界大会では大きい選手との組み手を楽しみにしています。
―休日はどの様に過ごしていますか?
買い物に行ったり、自宅でゆっくり過ごし翌日からの仕事と稽古に向けて充電しています。
―BODYMAKERをご存知ですか?
はい。サポーターを使用した事があります。使いやすく使用心地が良かったです。服はカッコ良いのですが合うサイズがないので大きいサイズがあれば良いなと思います。
―BODYMAKER契約選手でもある阪本ご兄弟はご存知ですか?
はい。以前ご一緒に練習をして頂きました。お二人とも筋肉質で一発一発の突きや蹴りが、とても重く良い練習をする事ができました。

―もし空手が2020年東京オリンピックの正式種目になればどうしますか?
選手としての力が継続しているのであれば、挑戦したいです。
―今後の予定をお聞かせください。
2014年5月に行われる『全日本フルコンタクト空手道選手権大会』に出場する予定です。この勢いで優勝し、新極真が一番強いと証明したいです。
―同じ和歌山支部として前田優輝選手について思う事はありますか?
今の私があるのは前田選手のおかげです。近くに良いライバルがいたからこそ励みにもなり、戦い続ける事ができました。全日本空手道選手権大会の際、前田選手が泣きながら『おめでとう』と言ってくれたその一言に、泣かないと決めていた私も泣いてしまいました。これからもお互いを高め合っていける存在でいたいです。
前田優輝選手(外部サイトにリンクします)
BODYMAKER×アスリート(4)前田優輝選手

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