第2回全日本フルコンタクト空手道選手権大会

第2回全日本フルコンタクト空手道選手権大会

5月23日(土)・24日(日)に大阪府立体育会館(旧ボディメーカーコロシアム)で「東日本大震災復興支援チャリティー 骨髄バンクチャリティー 第2回全日本フルコンタクト空手道選手権大会」が開催されました。男女ともに4階級に分かれて争われ、計267団体から375名の選手がエントリーしました。さまざまな団体・流派が集結した"真のフルコンタクト空手日本一決定戦"です。


日時:2015年5月23日(土)・24日(日)
会場:大阪府立体育会館
第2回全日本フルコンタクト空手道選手権大会結果(外部サイトにリンクします)




■全日本フルコンタクト空手道連盟理事長・緑健児氏

勝ち上がっていく選手は反則をしない、突き手をしっかり出していました。ルールに戸惑っている選手の皆さんは、一年間しっかり練習して精進してください。稽古をしっかりやって、他流派でもルールをきちんと理解している、そういう選手が勝ち上がっていきます。

今大会で目立った選手は男子重量級優勝・山本和也選手(新極真会東京東支部)、男子軽量級準優勝・秋元皓貴選手(七州会)、女子軽量級・菊川結衣選手(芦原会館)です。菊川結衣選手は大会2連覇です。以前、新極真会の「第46回全日本空手道選手権大会」で無差別級で準優勝しています。去年のうちに世界大会出場が確定している選手でもあります。小さな選手が世界の大きな舞台で活躍するのは感動ですね。無差別でも頑張ってほしいです。

今年2015年10月31日(土)・11月1日(日)「全世界空手道選手権大会」が開催されますが、今大会で優勝または上位にいた選手は出場してもらいます。海外選手と戦って、ぜひ世界チャンピオンになってほしい。どの選手にも期待しています。

今大会、ものすごく感動しました。オリンピック正式競技化に向けて、今大会が盛り上がったことは良かったです。さまざまな流派の人が来て、この大会こそがフルコンタクト空手の全国大会だと言えるように、第3回・第4回と重ねていきたいですね。

第2回全日本フルコンタクト空手道選手権大会



■女子軽量級 優勝 菊川結衣選手(芦原会館)

女子軽量級で、昨年に続き連覇を目指します。胴廻し回転蹴りなどで、2回戦突破しました。準決勝では初めから激しい正拳鉤突きや横蹴りを連発。続けて勢いのある横蹴りや正拳鉤突きなどで圧倒、女子軽量級決勝を5-0で優勢勝ちしました。2年連続優勝です。
【菊川結衣選手コメント】
いい結果で終われてよかったです。今大会は全試合本戦5-0優勢勝ちで、調子は良かったです。今大会は2連覇というプレッシャーのかかる大会だったので、負けたくない気持ちで、すごく緊張しました。緊張に打ち勝って優勝しましたが、厳しい稽古をがんばってきたからだと思います。手数で負けないように、それを意識して練習しました。決勝の大場ももか選手とは3回目の対戦で、お互い知り尽くしているので、いつも通り動けるように意識しました。去年の優勝よりは今大会の結果に納得できましたが、まだまだ直すところがあります。キレをよくしたり、頑張っていきたいです。

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■男子中量級 優勝 前田優輝選手(新極真会和歌山支部)

上段後ろ廻し蹴りなど、得意な蹴りを連発、初目の1、2、3回戦突破。2日目の準々決勝戦で、突きを中心に攻めますが2回引き分け、最終延長戦で上段後ろ廻し蹴りなど得意技で、5-0の優勢勝ちです。準決勝は激しい突きや後ろ廻し蹴りで、引き分け延長戦を優勢勝ちしました。男子中量級決勝戦、昨年と同じ相手の河瀬俊作選手の動きを冷静に見極め、激しい突きで、5-0優勢勝ちしました。2年連続優勝です。 
【前田優輝選手コメント】
去年から統一大会ということで、今年はさらに参加流派が増え、強豪選手も多く、厳しい試合になると予想していましたが、その中で勝てて自信につながりました。毎回のことですが、試合で緊張します。しかしトーナメントが進むにつれて緊張がほぐれて、パンチを的確に決めれたのが勝因だと思います。昨年と同じ、河瀬俊作選手とは決勝戦で当たると思っていました。河瀬選手は技だけでなく精神的にも去年より強くなっていました。今回、僕は突きが良く、正拳下突き連打をしました。相手の動きをきちんと見れたのが良かったです。

今大会は秋の「全世界空手道選手権大会」への出場もかかっているので、世界大会出場を目標に頑張ってきて、優勝できてうれしかったです。世界大会での優勝は僕の夢でもあるんですけど、父の夢でもありますので、一緒に頑張ります。

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■男子軽重量級 準優勝 前田勝汰選手(新極真会和歌山支部)

得意の後ろ廻し蹴りなどで、初日を勝ち進みました。準々決勝で激しい突きや前蹴りをしましたが、引き分け延長戦に突入、再び激しい正拳中段突きなどで優勢勝ちしました。準決勝では始めから攻め続け、勢いのある突きで追い詰め、5-0で優勢勝ち。決勝も積極的に攻め、激しいひざ蹴りなどを互いに繰り広げます。2回引き分け最終延長戦、拍手が鳴り止まない試合。しかしながら、最終的に加藤大喜選手が優勢勝ちしました。
【前田勝汰選手コメント】
優勝するつもりで練習してきましたが、結果は準優勝でした。決勝戦の加藤大喜選手とは7回目の試合で、意識して練習していましたが、ボディを効かされました。動く練習をもっとしなければいけないなど、課題が見つかりました。パンチはもともと得意ですが、今回蹴りをもっと出していこうと戦略を立てました。でも相手に効く蹴りが練習が足りなかったです。

今大会を通じて、先手先手で攻めることを意識していました。僕の体格は大きくなくてリーチが短いから、受けに回ると相手の攻撃だけ届く距離になるからです。先手で行った方がダメージが少なくなるという狙いでしたが、実際大きいダメージは無かったです。今大会の結果で、秋の「全世界空手道選手権大会」に出場できることになりました。そこで優勝できるように、これから練習を頑張ります。

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■男子重量級 準優勝 落合光星選手(新極真会和歌山支部)

昨年以上にハイレベルな男子重量級において、技ありを獲得、初日突破です。準々決勝では一本勝ちしました。準決勝は重みのある突きで相手選手を追い詰め、5-0で優勢勝ち。男子重量級決勝戦では、落合光星選手はじわりじわりと重みのある突きを連発。対する山本和也選手は動きのある蹴りを展開。お互い非常に打たれ強く一進一退。山本和也選手が優勢勝ちしました。
【落合光星選手コメント】
今回決勝まで行くことが出来たのですが、最後は自身の課題となっているスタミナで勝敗が決まってしまいました。ダメージがあったわけではなくスタミナ切れで、後半は手が全然出ずに終わり、それが負けにつながりました。決勝戦の山本和也選手は上段もうまい選手なので注意していたんですが、真っ向勝負してきてくれたので「負けられない」と思って頑張りました。僕はガードが低く上段を狙われやすいので、上段をガードする練習をしていましたが、試合でいつものクセが出て、下段ガードになっていました。自分の足りない部分が出てしまいました。

初戦はいつもガチガチで自分の動きが出来ないんですが、今大会の出だしは良かったです。突きで技あり、一本で勝てた試合もありました。いつもは空回りすることが多いのですが、今回は突きが良く、自分で思っている以上に体が動いていました。負けたくない気持ちが強かったので、準優勝という結果につながったと思います。

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■男子重量級 ベスト8 阪本晋治選手(新極真会大阪東部支部)

落ち着いて試合に挑み、正拳下突きなどで、初戦を優勢勝ちしました。 2回戦の試合前、祈るように精神統一。双方突きの連続で、延長戦に突入、横蹴りなどを繰り出し、優勢勝ちしました。翌日の準々決勝では正拳中段突きで距離を縮めます。弟、泰貴選手もセコンドにつき、周囲のたくさんの声援を支えに挑みましたが、長谷川達矢選手の優勢勝ちとなりました。
【阪本晋治選手コメント】
今回は、『とにかく最後』と決めて心肺機能向上を中心に追い込んで稽古して来ました。クロスフィットや様々なトレーニングで100キロで強くしなやかな動きを目指しました。

選手としては引退しますが、素晴らしき現役生活でした!これからは選手育成に情熱を注いで行きます。そして教え子には、大阪魂を引き継ぐアスリートになって欲しいと思います。

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■男子軽重量級 阪本泰貴選手(新極真会大阪東部支部)

兄・晋治選手が必死に声をかける中、泰貴選手の中段ヒザ蹴り、正拳中段突きなど決まりましたが、惜しくも池内敬直選手の優勢勝ちとなりました。
【阪本泰貴選手コメント】
準備はしっかりしてきましたが、最後の詰めの甘さが出てしまいました。本戦はいい感じでしたが、延長でうまくいかなくて。迷いがあったのかなと思います。出場選手みんな、一生懸命になっているトーナメントで、簡単に勝たせてくれないですね。全日本、この舞台に立てること自体がなかなかできないけれど、師範のおかげでここまで来れました。

僕は小学校から大学卒業まで器械体操をやっていまいた。大学卒業のタイミングで兄の試合を見に行って、面白そうで、ずっと空手をやりたいなと思っていたので始めました。選手として空手をやると決めたのは27歳の頃からですから、選手生活としては10年ですね。32歳の時に新極真会 大阪東部支部 師範代クラス・新石切道場を出しました。15年やってきましたが、何歳からでも空手は始められます。

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■男子軽重量級 ベスト8 山田一仁選手(新極真会兵庫中央支部)

正拳中段突きなどを中心に闘い、初日を突破。ゆっくり見極め正拳中段突きを仕掛けますが、準々決勝、惜しくも敗れました。
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■男子軽量級 ベスト8 大石航輝選手(芦原会館)

軽量級2連覇を目指し、止まらない速さで突き、初日を勝利で終えます。注目の準々決勝戦は、芦原会館の大石航輝選手と、キックボクサーでもある秋元皓貴選手。距離を詰め突き中心の大石選手に対し、秋元選手は距離をとって蹴りで攻めます。2回引き分け、最終延長戦で秋元選手の優勢勝ちでした。
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