魚本流空手拳法連盟

大阪府堺市を中心に約40の支部道場があり、約1500名以上の生徒を誇る、「魚本流空手拳法連盟」の魚本剛志会長にお話を伺いました。


一般社団法人魚本流空手拳法連盟(外部サイトにリンクします)

 空手を普及すること。その先には空手を職業に
―まず、魚本流空手についてお聞かせください。
魚本流空手は、フルコンタクト空手(直接打撃制)を主に指導しています。練習では、安全面を考慮して防具の着用を義務付けています。ただ「直接打撃制」では、相手に直接打てる攻撃をするわけですから、殴る手が、蹴る足が、痛いんです。反対に、殴られても痛い、蹴られても痛い。その痛みを相手にも与えているということで、お互いに分かち合えるんです。痛みが分かるというのは、凄く大事なんですよね。そういった体験は私生活にもいきてくるんですよね。

魚本流空手拳法連盟
―「直接打撃制」での練習で怪我はありませんか?
子どもの頃からやっていると怪我はしないですね。やっていくうちに自然と身体が強くなっていくんです。大人になって始めた人は、初めはやはり怪我をしてしまいますが、徐々にさばきも身に付いてきますので減ってきますね。

―道場生のみなさん、礼儀正しいですよね
「一、我々は礼儀を重んじ 何事においても前に進む者なり」という創始者 魚本赤龍宗家の教えの道場訓があります。なにごとにも礼儀礼節は大事ですので、入門したらそこから指導しています。

魚本流空手拳法連盟
―理事をされているJFKO(公益社団法人全日本フルコンタクト空手道連盟)に加盟されたことについてお聞かせください。
空手には大きく分けて、「寸止めルール・型」(全日本空手道連盟)と「フルコンタクトルール(直接打撃制)」(JFKO)があります。私たちがJFKOに加盟したのは、「2つのルールでオリンピックの種目化」・「空手を普及したい」という思いがあったからです。競技人口は、全空連よりフルコンタクト空手が多くなっています。そんな状況の中で「1つのルールで種目化」(寸止めルールでの開催)というのはやはり難しいと思います。オリンピックで種目化されるとテレビ中継されますし、世界中の人に観る機会ができる。そうすると、空手がさらに普及していきますよね。空手が普及することで競技人口がさらに増えて、空手を職業にできる人を増やしたいですね。アマチュアなので賞金はないですし、アマチュア団体なりに何か目標が必要だと考えます。その1つとして「オリンピックの種目化」があるんです。
―空手を職業にすることについて、取り組まれていることはありますか?
今まで、「空手を職業にするのは無理」と言われてきましたが可能にしました。魚本流空手には内弟子制度があります。住むところを用意して、手当ても支給します。自分のやりたいことが見つけられずに「何もしない若者」や「将来の夢がない若者」がたくさんいます。魚本流の内弟子は「空手をやりたい・強くなりたい・先生になりたい」という夢や希望をもった集まりです。好きな仕事や、やりたい仕事ができるのはとてもすばらしいことですし、やりがいがあるんですよね。競技人口の増加とともに、空手を職業にできる人を増やしていきたいと思います。

魚本流空手拳法連盟
【道場案内】
一般社団法人魚本流総本部道場(外部サイトにリンクします)
住所:大阪府堺市堺区石津町3-7-24

本部道場(外部サイトにリンクします)
住所:大阪府堺市中区伏尾357
このエントリーをはてなブックマークに追加