
K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~
2017年2月25日(日)
「K-1WORLDGP 2017 JAPAN初代ライト級(62・5kg)王座決定トーナメント」
(国立代々木競技場第二体育館大会 )
2017年度、BODYMAKER(ボディメーカー)がスポンサーとして
世界最高峰の立ち技格闘技「K-1」を全面サポート。
2017年シリーズの開幕戦となる2月大会では
新階級=ライト級(-62.5kg)の初代王座を決めるトーナメントを開催。
「K-1WORLDGP 2017 JAPAN初代ライト級(62・5kg)王座決定トーナメント」が満員の観客を集めて開催され、"新生K-1"にあって若い新世代の選手たちが熱い戦いを繰り広げました。
K-1 WORLD GP初代ライト級(-62.5kg)王座決定トーナメント
第2試合 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
○平本 蓮(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1甲子園2014優勝/62.2kg)
×ブリース・デルバール
[Brice
Delval](フランス/マムーディージム/62.5kg)
判定2-0
(朝武30-28/和田29-29/長瀬29-28)
第3試合 一回戦(2) 3分3R(延長1R)
×卜部功也(KREST/元K-1
WORLD GP
-60kg王者/62.4kg)
○ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/WPMF世界スーパーライト級王者/62.2kg)
判定0-3
(和田28-29/勝本28-29/長瀬28-29)
優勝候補同士の一回戦。
【1R】開始、ゴンナパーが先にローを当てていると功也が圧力を強め、ゴンナパーはサウスポーをオーソドックスに変え、右フックで功也をひるませる。功也も右ロー、パンチを増やし終盤には打ち合いが続き。ポイントを先取。
【2R】ゴンナパーはサウスポーに戻し、左ローのヒットを増やすハイレベルな削り合いに。終盤、功也がゴンナパーをロープに詰め左ストレートを放った直後、ゴンナパーが左ハイをクリーンヒットしダウンを奪取する。功也はダメージが大きく、なんとかゴングまで耐える。
【3R】ゴンナパーが左ローで功也を脅かし、中盤以降はロープを背負って功也のパンチを受ける側となるが、クリーンヒットは回避。
第4試合 一回戦(3) 3分3R(延長1R)
×佐々木大蔵(KREST/Krush
-63kg王者/62.5kg)
○ウェイ・ルイ
[Wei
Rui](中国/大東翔クラブ/CFP/WLF(武林風)世界-63kgカンフー王者/62.2kg)
2R
1'04" KO (2ダウン:左ストレート)
【1R】サウスポーのウェイが、サイドキックで佐々木を吹き飛ばし、右ローをコツコツ当て続け左ミドルを放って佐々木を後退させた後、左の伸びのあるフックでダウンを奪う。
【2R】ウェイが圧力をかける状況が続き、右フックの合い打ちとなるが、佐々木はダメージが残り、ウェイが左ストレートをクリーンヒットして2ダウン目を奪い快勝した。
第5試合 一回戦(4) 3分3R(延長1R)
×谷山俊樹(谷山ジム/WKA世界&WBKF世界スーパーライト級王者/62.5kg)
○クリスチャン・スペトゥク
[Cristian
Spetcu](ルーマニア/シプリアン・ソラジム/スーパーコンバット・ライト級(-63.5kg)王者/62.2kg)
判定0-3
(朝武29-30/和田28-30/長瀬28-30)
【1R】スペトゥクが圧力をかけ、右ストレート、左ボディ、右ロー、左ハイなどを多く当て優勢。
【2R】谷山が飛び膝やバックハンドブローの奇襲を仕掛けるが、圧力をかけられる状態が続く。
【3R】はスペトゥクがパンチを当て続け、右フックで谷山をひるませ圧倒。終盤、谷山も右ハイを当て動きを止めるが挽回ならずスペトゥクが逃げ切った。
第1試合 リザーブファイト 3分3R(延長1R)
○瑠輝也(TRY
HARD
GYM/62.5kg)
×水町 浩(士魂村上塾/元RISEライト級(-63kg)王者、元WMAFウェルター級王者/62.5kg)
2R
0'06" KO (左ハイキック)
【1R】開始しばらく水町がプレッシャーをかけて右ローを当てていたが、瑠輝也が右ストレートの後に左の前蹴りで水町を吹き飛ばし徐々にプレッシャーをかけ返す。ロープに詰めての膝蹴り連打、右フック、左ボディ連打でダウンを奪取。
【2R】開始すぐ、右ローから左ハイにすぐにつなぐ二段蹴りで水町をマットに沈めた。
第8試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)一回戦(1)勝者
vs.
一回戦(2)勝者
○平本 蓮(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1甲子園2014優勝/62.2kg)
×ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/WPMF世界スーパーライト級王者/62.2kg)
1R
1'14" KO (2ダウン:右ストレート)
両者3R戦っての準決勝。消耗した状態で、仕掛けが成功したのは平本。サウスポーのゴンナパーは左ミドルを当てるが、平本が右ロー、右膝を的確に当てる。ロープに詰めてのパンチラッシュで右フックを当ててダウンを奪取。ゴンナパーは果敢に打ち合うが、平本が右ストレートを連打し2度目のダウンを奪取。
第9試合 準決勝(2) 3分3R(延長1R)一回戦(3)勝者
vs.
一回戦(4)勝者
○ウェイ・ルイ
[Wei
Rui](中国/大東翔クラブ/CFP/WLF(武林風)世界-63kgカンフー王者/62.2kg)
×クリスチャン・スペトゥク
[Cristian
Spetcu](ルーマニア/シプリアン・ソラジム/スーパーコンバット・ライト級(-63.5kg)王者/62.2kg)
判定3-0
(勝本30-28/長瀬30-28/和田30-27)
【1R】ウェイがサウスポーに構えて回り、右ジャブ、右の前蹴りを振って距離を取りながら、左ミドル、左ローを的確にヒット。
【2R】1R同様に回って距離をキープしファイトを展開する。
【3R】序盤こそスペトゥクがパンチで前に出るもクリーンヒットならず、ウェイが左ミドルを連打。
第12試合 決勝 3分3R(延長1R)準決勝(1)勝者
vs.
準決勝(2)勝者
×平本 蓮(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1甲子園2014優勝/62.2kg)
○ウェイ・ルイ
[Wei
Rui](中国/大東翔クラブ/CFP/WLF(武林風)世界-63kgカンフー王者/62.2kg)
判定1-2
(勝本28-30/豊永30-29/和田28-29)
※ウェイが王者に
【1R】ウェイがこれまで同様にサウスポーに構え、左ミドル、ローを当て、平本も右ミドルを返す。
【2R】お互いに回転を上げ、終盤、平本が左ローを強打するとウェイの足が止まり、続けて左のローを連打。ウェイは足をひきずるようにしてコーナーに戻る。
【3R】平本は左のローを執拗にヒットし続けるが、ウェイは必死に耐えてパンチを返す。パンチの打ち合いで渡り合う。
2R終盤からは平本のほうに流れが傾いていたが、全般でウェイも手数は返してていたため、ジャッジの評価が割れ、ウェイに軍配。あと一歩で優勝を逃した平本は涙を流した。
ベルトを巻いたウェイは「今日優勝できてうれしいです。K-1王者になることが夢でした。中国のカンフーの誇りを手に中国に帰ります」と喜びを語った。
【ワンマッチ】
第11試合 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(-60kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
×卜部弘嵩(KREST/王者/60.0kg)※初防衛戦
○大雅(TRY
HARD GYM/挑戦者、K-1
WORLD GP 2016 スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント準優勝/60.0kg)
判定0-3
(朝武27-29/長瀬26-29/勝本26-30)
【1R】去年9月のトーナメント準決勝で敗れた相手である大雅へのリベンジを狙う弘嵩。ステップや蹴りは使わず距離を縮め、大雅をロープに詰めると、右のフック、アッパー、ボディを打つ展開。打ち合いになると、大雅も右フックを当てて弘嵩をぐらつかせる。終了のゴング直後には弘嵩の右ストレートが当たってしまい大雅がひるむ。
【2R】弘嵩はパンチ主体。大雅もパンチで応戦するが、距離ができれば左ミドルも当て、弘嵩のスタミナを削りトータルの手数で盛り返す。
【3R】激しい打ち合いに場内は歓声が鳴り止まない中、大雅が左ストレート、左ハイを連続で当ててロープに下がらせ、パンチの連打で動きを止めたところで豊永レフェリーがスタンディングダウンを宣告。大雅はさらにラッシュを仕掛け、右フックでなぎ倒すようにして終了間際に2ダウン目を奪取。大雅が判定勝ちで王座奪取に成功した。
大雅は「あきらめなければチャンピオンになれるとお父さんとお母さんに教えてもらったと思います。これからもっとK-1をデカくしていくので応援よろしくお願いします」と宣言。
第10試合 スーパー・ウェルター級(-70kg) 3分3R(延長1R)
×松倉信太郎(TRY
HARD GYM/70.0kg)
○日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS
70kg級王者/70.0kg)
判定0-3
(朝武27-30/豊永27-30/長瀬26-30)
【1R】松倉はオーソドックスに構え、サウスポーにスイッチ。奇策で日菜太のかく乱を狙い、右ミドル、右ローを強打すると場内がどよめくが、日菜太は動じず左ミドル、ローを当て続ける。
【2R】には中盤からローが効き目を発揮。松倉の足が止まるように。日菜太が左の蹴りを当て続け圧倒。
【3R】サンドバッグ状態で何発も当て続け、右ボディの連打でダウンを奪う。最後まで松倉は耐え続け意地を見せたため、KOこそできなかったが圧勝。
日菜太が6月18日「第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」に向け、存分に存在感を示す試合となった。
「新生K-1ファンのみなさん、キックボクサー日菜太です。6月の世界トーナメント、俺しかいないでしょう。僕は今年、色んなものを背負ってREBELSからK-1に来ました。僕がトーナメントを制覇することが他のキックボクサーの夢になると思います」とアピール。
第7試合 スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R(延長1R)
○野杁正明(K-1ジムEBISU小比類巻道場/Nuit
Des Champions -66kg級王者/65.0kg)
×ユネス・スマイリ
[Younes
Smaili](モロッコ/T'oude
Westen/Gym Hoofddorp/65.0kg)
判定3-0
(和田29-27/豊永29-27/長瀬30-27)
【1R】野杁は左ボディ、右ローをヒットし、サウスポーに戻し左ロー。
だがスマイリが圧力をかける時間が長く、パンチをヒットし続ける。
【2R】スマイリがパンチを当て続けるが、野杁は徐々に削ると、終盤、左ボディフックをクリーンヒットしダウンを奪取。
【3R】野杁が左ミドル、左ボディなどを当て続け攻勢を維持。終盤には右の膝蹴りをスマイリのアゴに叩き込みラッシュで倒そうとするが時間切れ。野杁の安定した強さ試合だった。
第6試合 ヘビー級 3分3R(延長1R)
×上原 誠(士魂村上塾/元RISEヘビー級王者/92.8kg)
○イブラヒム・エル・ボウニ
[Ibrahim
El Bouni](オランダ/ジム・ハーレム/97.8kg)
2R
1'33" KO (左ストレート)
上原は左右のフックを大振りするが、長身のエル・ボウニのプレッシャーで下がる場面が次第に増え、パンチと膝を被弾し続ける。右フックを放ったタイミングで、エル・ボウニが力の抜けた状態で左ストレートを合わせアゴにヒットしエル・ボウニのKO勝ち。
プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・ウェルター級(-70kg) 3分3R
○神保克哉(K-1ジム目黒TEAM
TIGER/69.8kg)
×雄人(BUDDY
GYM/69.7kg)
1R
3'06" KO
(右ボディストレート)
プレリミナリーファイト第2試合 スーパー・ライト級(-65kg) 3分3R
△松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット/64.9kg)
△近藤拳成(大成会館/K-1甲子園'16
-65kg優勝/64.8kg)
判定1-1
(29-28/28-29/29-29)
プレリミナリーファイト第1試合 スーパー・バンタム級(-55kg) 3分3R
○石塚宏人(ドージョー☆シャカリキ/55.0kg)
×桑田裕太(TEAM
OMEGA/K-1カレッジ'16
-55kg優勝/54.6kg)
判定3-0
(30-25/30-25/30-25)
※2R左ハイキックで桑田に1ダウン、3R右フックで桑田に1ダウン
2017-格闘技がさらに熱くなる
BODYMAKERは格闘技ブランドとして、より一層格闘技を盛り上げるべく2017年度、
「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN」及び「Krush」全大会の年間スポンサーとして、サポートしていきます。
BODYMAKERが全面サポート
世界最高峰の立ち技格闘技「K-1」、超破壊型打撃格闘技「Krush」がBODYMAKERに染まる!
試合結果・レポートは随時BODYMAKER公式サイトにて更新していきます。
K-1 グローブ にはすべて「BODYMAKER」のブランドロゴが配置。
さらに、グローブにK-1 人気選手のサインを頂き、大会ごとにSNSでプレゼントキャンペーンを実施中。
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Krush 2017年シリーズ第3戦「Krush.74」
2017.03.03 ― Krush.74(後楽園ホール)
次回の試合は、Krush 2017年シリーズ「Krush.74」3月3日(金)後楽園ホール大会です。
日時 | 2017年3月3日(金) 18:00開始 (17:00開場/17:10プレリミナリーファイト開始) |
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会場 | 後楽園ホール |
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