2017.5.3(wed)大淀コミュニティセンター「Fight Night」レポート

残念ながら対戦相手である平野拳生選手が体調不良による棄権のため、急遽、中村優也選手によるエキシビジョンマッチとなりました。
相手を務めたのはなんと中村選手より13kg重い相手で元プロの西の新人王の山本選手になりました。
3分3ラウンドを行い、中村選手の魅力でもあるアグレシッブでパワフルな攻めで場内をわかせました。
試合後、中村選手からあいさつの言葉がありました。
「今回はみなさん残念な結果になってしまい申し訳なく思います。これからももっと頑張って、世界をめざして、皆さんといい夢を見ようと思っていますのでこれからも応援よろしくお願いいたします。」
これからも中村選手の活躍を楽しみにしています!
BODYMAKER×アスリート(32)中村優也 BODYMAKER×アスリート(32)中村優也 BODYMAKER×アスリート(32)中村優也 BODYMAKER×アスリート(32)中村優也 BODYMAKER×アスリート(32)中村優也

「Fight Night」2017年5月3日(祝)(大淀コミュニティセンター)に出場される、 中村優也選手に試合直前のインタビューをいたしました。

BODYMAKER×アスリート(32)中村優也
―試合まであと一週間を切りましたが調子はいかがですか
日頃から体重は節制していてるので、常に55kg前後です。 なのでバンタム級では減量が無いに等しいので、その分体調も良いですね。

―対戦相手についての印象は?
好戦的で攻撃力の高い選手ですね。 ボクシングセンスも僕と違ってかなりありますし笑
まあ無敗で新人王も取っているんで強い相手だと思っています。

―どのような試合にしたいですか?
圧倒的な勝利ですね! 無敗とか新人王とか関係ないです。 今は誰が相手でも勝ち続けるだけなんで。
なので今回の試合は更にレベルが上がった自分の実力を皆さんに見せつけるだけですね!

―応援してくださっている皆様にメッセージを
自分がチャンピオンになれた事、今もこうして大好きなボクシングが続けられているのも皆さんが応援して下さり、力を貸して下さっているからです。 今の自分は皆さんの応援が力になりモチベーションとなっています! 必ず世界チャンピオンという良い夢を皆さんと一緒に見れるよう全力尽くしますのでこれからも応援の方宜しくお願いします。 僕の試合を観た事がない方はまず一度で良いんで自分の試合を見てください! 僕の試合の面白さや、僕の魅力が伝わるかと思います!
ありがとうございました。

天神ジム(大阪)・山口会長コメント

BODYMAKER×アスリート(32)中村優也
チャンピオンになってから、体つきも良くなったし、練習してるなって見ていて分かりますね。
僕自身の考え方をずっと教えてきましたけど、ベルトを二本持つことで自信がついて姿勢が変わった。追われる立場になると練習量も増えるし、チャンピオンの自覚も湧いてくる。ボクサーというのは自信の積み重ねやから、もっと自信をつけて自立していってほしいと思いますね。

ウイングジム(大阪)・田副会長コメント

BODYMAKER×アスリート(32)中村優也
うちで教えている選手はみんなそうですが、こうしなければならないという、型にとらわれない打ち方をします。特に彼はいろんな角度からパンチを打つことができるので、相手がわからない角度からパンチを打てるのは強みだと思いますね。そのために下半身を鍛えるトレーニングをしたり、頑張っていると思います。
課題はディフェンスの甘さかな。ディフェンスは素早くて上手い。にもかかわらず気が強すぎるのでカッとなるとディフェンスが甘くなる。今回の課題は冷静に挑むこと。頑張ってほしいですね。

トレーナーから期待と激励を満身に受け、挑むゴングは5月3日(祝)!
中村選手に期待しています!


BODYMAKER×アスリート(32)中村優也

BODYMAKERファミリーのボクサー・中村優也選手にお話を伺いました。


中村 優也(なかむら ゆうや)

1990年5月4日生まれ。大阪府出身。
WBCアジアバンタム級チャンピオン。
WBFアジアチャンピオン。





 次の試合は世界までの通過点
―2年前のインタビュー時とは中村選手自身が少し変わった印象です。
そうですね、プロとしてのキャリアも積んでますしね。昔、海外の試合でベルトを取ったときは2ラウンドKOで、ほかの人から見たら楽勝だったけど、それってパンチがたまたま当たっただけで。確かに実力では勝ったんですけど、チャンピオンの器じゃなかったのに勝ってしまったんです。当然練習に身が入らず、モチベーションが作れない状態で次の試合をやって、相手がスタミナがある選手やったんです。練習していない僕との差がはっきりしていました。僕は負けたんですけど、それもカッコ悪い内容で。周りも「何しとんねん優也、練習してないわ」「練習してたら勝てたやん」って。一時期ファンが減りました。信用を無くすのは一瞬でした。当時は一人でボクシングやっている感覚で、自分の力を見せるためっていう意味が大きかったんです。

―ベルト獲得後に負けたことが、自分自身を見つめなおすきっかけになったんですね。
日本ではすごい人数が応援してくれてるし、負けたら周りに気を使われるんですよね。応援してくれる人が、僕を気遣って慰めてくれる。親が泣いている姿を見て、「これはやったらあかん」と思い直しました。勝負って勝つことも負けることもあるんですけど、次に負けたらやめる。それくらいの気持ちで、今は一生懸命やってます。『負ける確率を減らす』のが今の僕の仕事ですね。いろんな人が応援してくれる状況で、プロボクサーとしてその期待に応える立場です。もちろん自分が強くありたいっていうのもあるんですけど、今は応援してくれている人のために勝ちたい。夢を見させたいですね。周りがあって今がある。自主興行は3回開催して、いろんな人が試合を見に来てくれて、協賛してくれたり、写真撮ってくれたり、SNSで「おもろかったー!」ってつぶやいてくれたり。応援してもらって幸せです。

――「WBFアジアタイトルマッチ」の後はどうでしたか?
→WBFアジアタイトルマッチ

普段なら僕、試合前にケガして万全の状態で臨めないことが多いのに、この試合のときは飛蚊症(目の病気)があるくらいで、怪我ひとつ無く落ち着いて勝てたんです。なぜか不思議で。試合の翌朝、なぜか目が覚めたんですよ、ほんまなら試合で疲れているはずなのに。もう一回寝ようとしたら親から電話があって「おじいちゃんが急死した」と。おじいちゃんは前日まで何もなく、本当に急でした。おじいちゃんっ子だったのでとても落ち込んだのですが、「最期に力を貸してくれたのかな」という思いでした。おじいちゃんは亡くなる1週間前まで介護施設にいたんですよ。「介護施設は楽しかった」って言っていたのを思い出して、僕、一回介護をやってみようと。試合が終わってすぐに介護の仕事を始めて、今も続いています。僕、思い付きで動く人間なんですよ何でも。(笑)若い職員が少ないから、利用者のおじいちゃんおばあちゃんにも気に入られています。みんな見たいって言うから、WBFアジアのチャンピオンベルトを持って行ったら「へえー」って喜んでもらってます。

―現在WBCアジアチャンピオン・WBFアジアチャンピオンの2本のベルトを持っていますよね。
タイトルマッチのチャンスがあればやりたいし、やってみなわからんし、チャンスの方にこっちから寄っていく動きをせなあかんと思ってます。たとえ勝てると思える相手にも、負ける確率をどれだけ下げるか。僕は相手を圧倒して勝たなあかんと思っています。僕はフライ級でもフェザー級でも試合のチャンスがある限りやりますよ。階級の体重差7kgでもやる。今回は相手に階級合わせてバンタム級で、減量があまりないけれど、試合前2、3日で水抜きして減量します。最後、サウナスーツは絶対着ます!
→BODYMAKERのサウナスーツ

BODYMAKER×アスリート(32)中村優也
─今は練習は大阪でやっているんですか?
はい、今は主にウィングジムで練習していて、田副(たぞえ)会長がトレーナーです。ボクサーはたとえトレーナーがいなくてもどうやって行くか考えなきゃいけないと思っています。僕のスタイルは少しユニークで、ガード下げたいとか距離縮めたいとか、僕の希望も聞いてくれた上でアドバイスをもらいます。一方的に練習メニューを聞くんじゃなくて、ボクサーの話を聞いてくれる。「これ、当たると思うんですよね」「そうか、ほなやろか」って。トレーナーを信用しているからこそしんどい練習もできるし、試合の時にも安心するし、実際勝利という結果も出る。トレーナーが急にいなくなっても自分にどんな練習が必要か、考えることができるボクサーで、それを言える師弟関係ですね。

―日本や海外、いろんな環境を知った上で、自分に必要なことを取り入れると。
天神ジムでもスパー練習やってます。天神ジムの山口会長はプロモーターでありマネージャーであり、海外と同じく『ボクサーがジムに所属せずフリーでやる方法』を取り入れています。自分たちで営業に回って、相手のプロモーターとも直接話して、人と知り合ってルートを作ってコミュニケーションとってるんですよ。マッチメーカー、プロモーター、全部バラバラで個人個人と連絡するスタイルをとっています。実際、フリーのボクシングをやる人間が増えてきましたね。海外で戦うという夢があるからね。海外では観客の人数も多いから盛り上がるし、タイトルマッチの話がいっぱいある。WBFのベルトは当時、日本人が持ってないから僕めちゃめちゃモチベーション上がりましたね。

―ボクシングが好きだから、純粋に自分を高めていく方法を選んでいるんですね。
チャンピオンになってからこそ強いやつと試合ができるんです。結局、選手次第なんですよ。パッキャオもメイウェザーも、ノンタイトルでいいから強い相手とビッグマネーで試合やりたいと言うんですけど、そういうことを言える立場は世界チャンピオンだからこそできること。「強いやつと試合をやりたい」「チャンピオンになりたい」と思っているから、僕もチャンピオンになるための行動をしています。

―次の試合「Fight Night」についてお聞かせください。
セミファイナルは天神ジムの石角さん(石角悠起選手)と、その相手が僕の後輩の韓国の子(チェ ヨンドウ選手)です。僕のスパーリングパートナーをずっとやっている子で、若いし、石角さんに勝つつもりで教えてます。チェはまだデビューして2戦目やけど、石角さんみたいなアジアタイトル2本持ってる人と試合やれる、こんなチャンスはないよ!って発破かけてます。「咬ませ犬で終わるのか、ベルト2本持ってる相手に華々しく勝って目立つのか、どっちや」って。めちゃめちゃ練習やらせてますよ、僕と一緒の練習。海外選手はセンスあるしレベル高いけど、長時間の試合はすぐ見極めて終わりにしようとすることが多いです。一方、日本人選手や韓国人選手は精神的に強くて根性ありますよね。「もしかしたら勝てるかも」って諦めないし粘り強い。

―中村選手はメインイベントですね。
久しぶりに日本人選手と試合です。今回の相手、平野拳生選手は2016年まで7戦無敗。好戦的な選手で、僕か相手かどちらかのKO勝ちになると思う、見ていて面白い試合になるはずです。関西では強いというので有名なボクサーで、「まじで!?」「あいつ強いで!」「優也、ほんまにやるん!?」って連絡がいっぱいきました。でもこの選手に勝たなきゃ、世界を目指すなんて言ってられないので、勝ちます。実は2年前に負けた相手とパターンがものすごい似てるんです。当時の相手も新人王で無敗、同じ会場でした。これも何かの縁なんで、過去の負けを払拭する意味でも、今回の試合は勝ちます。2年前は天狗になっとったんですよ、ベルト取ったら勘違いするんすよね、人間て。天狗になっていた自分、負けた自分のイメージを払拭して、プライドをかけて戦いたい。応援よろしくお願いします!


 Fight Night

BODYMAKER×アスリート(32)中村優也



2017年5月3日(水・祝)
16:00開場 / 16:30ゴング
大阪・大淀コミュニティセンター
立見5000円・指定席8000円または15000円
チケットはまだあります!問い合わせは中村優也選手のfacebookでメッセージをお送りください。なんと中村選手本人から返信が来ます!
→中村優也facebook



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