【会場】後楽園ホール
2017年度、BODYMAKER(ボディメーカー)がスポンサーとして「Krush」を全面サポート。今大会は日中対抗戦として行われる初めてのKrush。中国経済は躍進の一途をたどっており、経済発展に伴って欧米・アジアの格闘技のトップレベルに追いついてきました。日本の格闘技界を背負う6人が出陣し、将来の世界格闘技界を占う大会となりました。

Glory of Heroesグゥオ・チェンドン代表と、宮田充K-1プロデューサーがリングアナウンサーを務めた。日本側は着物風の衣装、中国側はチャイナドレス風の衣装でラウンドガールが登場し、会場は盛り上がった。
第3試合 日本vs中国・6対6全面対抗戦(1)-58kg 3分3R(延長1R)
○ ワン・ジュングァン [Wang Jyunguang] (中国/中国高大拳クラブ)
× 里見柚己(K-1 GYM YOKOHAMA TEAM TORNADO)
判定2-0 (29-29/30-28/30-28)【1R】里見柚己はパンチが見えていてきちんと除け、右のキックを決める。
【2R】里見柚己は膝蹴りをしたが、ワン・ジュングァンは前に出てパンチを続ける。里見柚己はワン・ジュングァンの攻撃が思っているより効いていて消耗し始めた様子。
【3R】ワン・ジュングァンは何度も入ってきてパンチのラッシュを仕掛ける。里見柚己はプッシュできない状態で下がることが続く。ワン・ジュングァンは判定勝ち。観戦していた武尊はワン・ジュングァンとの対戦に意欲を見せた。









第4試合 日本vs中国・6対6全面対抗戦(2)-58.5kg 3分3R(延長1R)
× ユン・チー(中国/大東翔クラブ/58.4kg)
○ 佐野天馬(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/58.4kg)
判定0-3 (29-30/29-30/29-30)【1R】右キックなど、ローキックを素早く効かせる。ユン・チーはパンチが速く、パンチで攻撃したがっているのを、佐野天馬は距離を置いて戦う。
【2R】佐野天馬は膝や左のローキックを仕掛ける。パンチで圧力をかけるユン・チー。スリリングな打ち合いを展開する。
【3R】互いにローの打ち合いをする。スロースターターな佐野天馬は決して打ち負けているわけではなく、右ローキックを決める。ユン・チーはパンチ、佐野天馬はは跳び膝攻撃。判定で佐野の勝ち。









第5試合 日本vs中国・6対6全面対抗戦(3)-63kg 3分3R(延長1R)
× ドン・ザーチー [Deng Zeqi](中国/大東翔クラブ/62.6kg)
○ 瑠輝也(日本/TRY HARD GYM/62.8kg)
1R 1分53秒 KO (右飛び膝蹴り)【1R】ムエタイキックボクシングを加えたキックのドン・ザーチーは、右フックなどパンチ、キックを仕掛ける。瑠輝也は積極的にローキックや前蹴り、左ミドルキックを仕掛ける。リーチ差を活かし、左ボディでドン・ザーチーをえぐる瑠輝也。これで隙をついた瑠輝也は、ドン・ザーチーのアゴに右の飛び膝を当て、一発ノックアウトで倒した。中国のこの階級で最強のドン・ザーチーは全く立ち上がらず、会場は大歓声に包まれた。「皆さん、KOが見たかったですよね!チャンピオン、ウェイ・ルイのライバルに勝てたので、K-1ライト級のトップの日本人と胸張って言えます!」とマイクで語った。










第6試合 日本vs中国・6対6全面対抗戦(4)-67.5kg 3分3R(延長1R)
○ ティエ・インホァ [Tie Yinghua](中国/大東翔クラブ/67.5kg)
× 渡部太基(日本/Golden Globe/67.1kg)
判定2-0 (30-27/29-29/30-29)【1R】渡部太基、ティエ・インホァともにキックをメインに攻撃する。リズムよく、テクニックで攻める渡部太基。
【2R】渡部太基、ティエ・インホァともに距離を縮めて押し合いのパンチを真っ向勝負で仕掛ける。渡部太基は前ひざ蹴りをするも、バランスを崩す場面も。
【3R】互いに前蹴り。終盤、ティエ・インホァはパンチを何度も仕掛け、フィジカルの強さを見せる。渡部太基は両まぶたから出血をしつつもバックスピン等を仕掛けるが、少し届かない。接戦となったが3ポイント、1ポイント差で判定2-0で渡部太基は敗れた。この時点で日本は2勝2敗になった。









第7試合 日本vs中国・6対6全面対抗戦(5)-66kg 3分3R(延長1R)
○ チュー・ジェンリャン [Qiu Jianliang](中国/大東翔クラブ/65.6kg)
× 小宮由紀博(HEAVY CLASS/65.9kg)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)【1R】小宮由紀博は接近戦を得意とするが、中に入っていくのは危ないほど蹴りが豪快なチュー・ジェンリャン。終盤、チュー・ジェンリャンが顔面に放った後ろ回し蹴りがクリーンヒットし、小宮はダウンしたもののすぐ立ち上がった。
【2R】チュー・ジェンリャンは素早いバックスピンや前蹴りを何度も仕掛ける。小宮由紀博はコツコツとパンチをしかけるが劣勢。
【3R】スピードの衰えないチュー・ジェンリャンは蹴りやパンチを接近戦で挑む。小宮由紀博は防御でレフェリーから警告を受け、彼自身の戦い方が出来ない様子。チュー・ジェンリャンはパワーもテクニックもあり、最後まで攻め続けた。大差をつけチュー・ジェンリャンは判定3-0勝ち。






第8試合 日本vs中国・6対6全面対抗戦(6)-60kg 3分3R(延長1R)
○ ジェン・ジュンフェン [Zheng Junfeng](中国/中国野狼クラブ/60.0kg/北京武状元60kg級トーナメント優勝)
× 卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/60.0kg/第2代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者、初代&第4代 Krush-60kg王者)
判定2-0 (30-29/29-29/29-28)【1R】ジェン・ジュンフェンは飛び膝、ローキック、左フックなど次々に仕掛ける。卜部弘嵩は相手の出方を見つつ、スピードでは負けずに見切って避ける。
【2R】互いに打ち合い、前蹴りなど連打を放つ。ローキック、サイドキックをしかける卜部弘嵩に対し、ジェン・ジュンフェンの右ストレートでぐらつく卜部。
【3R】卜部弘嵩の右ローキックが入り、熱くなり過ぎず見極めてキックに集中する。ジェン・ジュンフェンは疲れがやや見えるもののステップでかわし、ロープに追いつめられたところを、卜部弘嵩のパンチを集中的に浴びるところで終了。2ラウンドで印象を残したジェン・ジュンフェンへのジャッジにより、判定2-0で勝利した。日中対抗戦は中国4勝・日本2勝で、中国の勝利となり、ウェイ・ルイがリング上のジェン・ジュンフェンを担ぎ上げて喜びを表した。











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