

■krush.81
【日時】2017年10月1日(日)
【会場】後楽園ホール
2017年度、BODYMAKER(ボディメーカー)がスポンサーとして「Krush」を全面サポート。今大会はKrush-60kg王者とKrush-58kg王者を決める、ダブルタイトル戦。共に王者を破り、挑戦者がベルトを奪取する結果となった。
第4試合/Krush -60kg Fight/3分3R・延長1R
× 明戸仁志(K-1ジム アオモリ小比類巻道場/171cm 60.0kg/31歳)
〇 山本直樹(優弥道場/170cm 60.0kg/27歳)
判定0-3(27:30/27:30/27:30)【1R】山本直樹はステップ等フェイントをうまく利用する。山本直樹のボディやミドルが効き、明戸仁志を圧倒する。
【2R】山本直樹は左ミドル、ロー等をコツコツと当て続ける。明戸仁志は反撃に回り切れない。
【3R】明戸仁志はロープ際に追い詰められる。何度も左ミドルや膝を当て、明戸仁志の脇腹は赤くなるほどだった。終始山本直樹のペースで進み、勝利となった。




第5試合/Krush -60kg Fight/3分3R・延長1R
× 闘士(池袋BLUE DOG GYM/170cm 59.7kg/34歳)
〇 横山巧(リーブルロア/K-1甲子園2016 -60kg準優勝/171cm 60.0kg/19歳)
判定0-3(26:30/26:30/25:30)【1R】横山巧は右ハイ、闘士は右フック等を当てる。
【2R】闘士は力強く左フックをヒット、数では劣るがインパクトの強い打ち合いを仕掛けている。横山巧は着実にヒット数を稼ぐ。互いに鼻血が出た。
【3R】横山巧は鼻からの出血量が多く、苦しい状況。終盤の打ち合いで横山巧の右フックがヒットし、闘士がダウンした。その後も殴り合いは続き、滑るように再び闘士がダウン。最終ラウンドの結果が影響し、横山巧が判定勝ちとなった。




第6試合/Krush -70kg Fight/3分3R・延長1R
× 神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER/第4回K-1チャレンジAクラス -70キロ優勝/178cm 70.0kgkg/21歳)
○ 小西拓槙(クロスポイント吉祥寺 /ISKAオリエンタル・インターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者/178cm 70.0kg/30歳)
判定0-3(25:30/25:30/25:30)【1R】互いの距離が近く、神保克哉は左ストレートが決まる。小西拓槙は前へ詰め打ち合いに持ち込む。左膝からパンチのラッシュを仕掛け、1R終了直前に神保克哉は倒れダウンを取られた。
【2R】小西拓槙は中盤、左ストレートを浴びせスタンディングダウンを奪取。神保克哉はパンチで追い詰められる格好に。
【3R】小西拓槙は接近戦で打ち合うが、手数は減った。神保克哉はパンチを当てるが効くほどの威力が持続しない。小西拓槙の優勢で試合終了となった。




セミファイナル(第7試合)/スーパーファイト/-62.5kg契約/3分3R・延長1R
× 安保璃紅(TRY HARD GYM/第5代Krush -60kg王者/初防衛戦/174cm 60.0kg/20歳)
○ 郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス/RISING ROOKIES CUP 2012 スーパー・フェザー級優勝/172cm 60.0kg/31歳)
判定1-2(27:29/29:28/28:29)【1R】郷州征宜は前に出て圧力をかける。安保璃紅は空手出身ということもあり、スピード感のある左フック等のパンチをまとめて当てる。郷州征宜は右ひざやパンチ等、乱戦に持ち込む。終盤、郷州コールが会場から湧く。
【2R】安保璃紅の右ローキックで郷州征宜がグラつく場面も。郷州征宜は終盤、安保璃紅をロープに押し込んでパンチを仕掛け、右ストレートを当てる等攻め続ける。
【3R】郷州征宜はパンチから膝、近距離で攻め続ける。安保璃紅は流れを断ち切るようにローキックを決める。郷州征宜は精神的なスタミナの強さを見せ、手数が減らないままストレートを当てる。安保璃紅は精度の高いワンツーを当てる。終盤、安保璃紅が飛び膝を仕掛けようとしたところで、正面から郷州征宜の左ストレートを受け、安保璃紅が尻もち。ダウンを取られた。判定で郷州征宜が勝利となりタイトル獲得、安保璃紅は初めての黒星がついた。
聴覚障がいのある郷州征宜は、同じ境遇の子供たちを会場に招待し、試合を見せて夢や希望を与えたいと、自分のハンディキャップについて語った。リング上に手話通訳者を呼び、「聞こえない子供たちに、こうやって健常者の中でチャンピオンになれるんだよ、ということを証明できて本当に良かった。たくさんの方々に応援して支えてもらって、ありがとうございます。私はここで終わりではありません。さらに成長した自分を見せます」と話した。チャンピオンベルトを巻き、奥様をリング上でお姫様抱っこして会場は和やかな雰囲気になった。静寂の中、聞こえなかったからこその強さがあった。












ダブルメインイベント第2試合(第8試合) Krush -58kgタイトルマッチ/3分
× 小澤海斗(K-1ジムEBISU小比類巻道場/K-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメント準優勝/第2代Krush -58kg王者/初防衛戦/165cm 58.0kg/24歳)
○ 西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1甲子園2015 -55kg王者/挑戦者/170cm 58.0kg/19歳)
判定0-3(28:29/28:29/27:30)【1R】互いにサウスポー。序盤、西京春馬の左ストレートが入る。西京春馬はよく見ており、前後のステップをかけながら慎重に進めている。小澤海斗はバックブロースピンを仕掛けたものの、西京春馬の動きを捉えきれない様子。
【2R】階級を上げた西京春馬はパワーをつけてきた様子。小澤海斗は前膝など仕掛け、西京春馬はローキックをメインにかけていく。西京春馬から攻め、小澤海斗が返す場面が多い。西京春馬はコツコツとパンチを仕掛ける。2R終了間際、小澤海斗は左フックが当たってロープを背に倒れ、ダウンを取られる。
【3R】スピードが勝る西京春馬は左ローキックや左フック等を着実に当てる。小澤海斗はバックスピンキックなど大技を仕掛けるがダメージを与えるには至らず、後手に回ってしまう。小澤海斗は飛び膝や近距離で攻め続けるが、西京春馬はうまくかわし、試合終了となった。
小澤海斗の執念のプレッシャーを受けることなく、仕上がりが磨きあがった状態で、西京春馬は19歳でベルトを巻くことになった。










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次回大会INFOMATION

寺戸 伸近 VS 久保 賢司
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