パラエストラ大阪の代表を務めていらっしゃる第三代フェザー級キングオブパンクラス王者の タクミ代表にお話を伺いました。

パラエストラ大阪は総合格闘技(MMA)、柔術、キックボクシングなど多種に渡り指導を行っているジムです。

パラエストラ大阪タクミ画像

――パラエストラ大阪はどのようなジムでしょうか。

柔術の最大のアカデミーとして中井祐樹先生が作った全国にあります『パラエストラ』というジムの大阪支部です。ブラジリアン柔術と総合格闘技の二つを中心にキックボクシングやグラップリング、柔術や総合格闘技なども習える道場として17年目になります。

――パラエストラ大阪の魅力を教えてください。

まず一つは大阪市内という都市部にも関わらず練習スペースがあるところですね。マットスペース、ケージもありさらにウェイトトレーニングもできる。BODYMAKER(ボディメーカー)さんで揃えさせていただいたダンベルやマシンもありますし。一通りトレーニングができるものはそろっています。柔術を始めてみたい方はもちろん、身体を鍛えたいといった方。柔術、キックボクシング等、大人だけでなく子供も色んな方に対応してご利用いただけるといったところですね。ご利用しやすいと思います。

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――お客様の総合格闘技や柔術のご利用の割合を教えてください。

中井先生が現在ブラジリアン柔術連盟の会長を務めていらっしゃるので、柔術といったイメージが強いので、それに伴ってか会員様も柔術を中心に練習される方が多いですね。うちでは8割近くの方が柔術を中心に練習をされていますね。会員様のほとんどがアマチュアの方です。会社帰りに練習に来られるサラリーマンの方、特に30代以上の方が結構多いです。
柔術は誰でも続けやすいというのが特徴です。総合格闘技は顔面を殴られたりするので、サラリーマンで営業の方とかは厳しいですよね。
柔術は、スパーリングとか寝技が多いので比較的怪我が少ないんです。寝技の研究とかしてるだけでも楽しいですしね。継続しやすく、自分が次どこを目指すべきかの設定がしやすいと思います。そういった面から柔術は格闘技に関わってこなかった方も入りやすい競技だと思います。

――今まで格闘技をされてない方の利用も多いのでしょうか?

ほとんどがそうですね。一般の方が、趣味で始められる......つもりだったのが結構ムキになって毎日のように練習に来られる方もいらっしゃいますね。もちろん学生もいらっしゃいますがサラリーマンの方が多いです。中には50代以上の方もいらっしゃいますね。ずっと格闘技が気になってはいたけれども、なかなか踏ん切りがつかずという方もいらっしゃって、いざ始めてみたらもっと早くから始めていればよかったという声が多いですね。

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――柔道と柔術の違いを教えてください。

簡単に言うと柔道はメインが立ち技。立って組んで、投げ技がいかに綺麗に決まるかを競う競技です。綺麗に背中から落としたら一本で終わりなんですけれども、実際綺麗に受け身をとっても本来の戦いでいったらそこで終わるわけではなく、寝技が始まる。それを含めてやるのが柔術で、寝技が8.9割です。寝技をどんどん競い合わせる競技が柔術です。あくまでもメインは、ですけどね。柔術で立ち技をやってもいいですし。

――タクミ代表の総合格闘技との出会いを教えてください。

1993年のUltimate Fighting Championshipという大会です。色々な強い人が集まって誰が世界一強いのかを決める大会で、ひょろっとした柔道着のようなものを着たホイスグレイシーという選手が、プロレスラーのような大柄の人たちを無傷で倒して優勝したんです。それがインパクトが強くて。自分は当時柔道をやっていたので、柔道着のようなものを着た彼は無関係ではないなと感じました。柔道というものは当時プロがなくお金稼げない競技でした。ボクシングなどの打撃系競技はプロになってお金を稼ぐといった夢を持てたらいいなと思っていたところに、ホイスグレイシーが出てきて。彼を見て柔道の技ををベースにして打撃を覚えたら自分でもできるんじゃないかと思いました。そして東京で中井先生に弟子入りして現在に至るといったところですね。

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――タクミ代表は総合格闘技を引退されてからも多くの競技への挑戦をされていますよね。

私が総合格闘技から引退したのが、年齢もあったのですが身体のダメージです。脳とか、関節にかなりダメージが積もっていて。総合格闘技という一番ハードな舞台にこれ以上出続けると身体が壊れてしまうとなり、そうすると日々の仕事・ジムでの運営・指導もできなくなると困るので引退しました。指導できる身体を残しつつ、単純に総合格闘技から打撃を引いた柔術やグラップリングだったらまだその肉体的負担も少ないですので、そこで本業に差し支えがでない程度でやっていけたらいいなと思いまして。グラップリングだけとか、柔術の練習でまた試合に出れたらまた出場していきたいなと思っています。

――試合に出場するの事の魅力は何でしょうか?

非日常感を味わえることですね。何千人とかの大勢の前の舞台で戦っているその瞬間は二人ともが主人公になれるというか。プロは見てくれる人ありきなので、どうやったら沸かせられるかなとよく考えますね。この間出場した試合は全然沸かせられなかったんですけども。そこはまあリアルなので、沸かせられなかったら悔しいですし。見に来てくれた方を楽しませられたらなと思っているんですけども。本当に何千人何万人の人を楽しませられるっていうのは特殊な人だと思うので。そういう存在には憧れがあって、そういう存在になれたらなと思いますね。

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――トレーニングの魅力を教えてください。

格闘技は相手がいて、相手が強ければ自分が頑張っても弾かれてしまい上達を実感できない時があるんですよ。でも、筋トレは鏡を見たら日々自分の身体が変わっているので、良くも悪くも自己完結できる。鏡見て筋肉が大きくなったなと思うと、それだけで気分が良くなれるじゃないですか。ウエイトトレーニングはやり方さえ間違えなければ、マシンで怪我をすることは基本ないですし。いい意味で自己満足できる。最近だらしない身体になってきたから引き締めよう、というくらいでしたらうちのジムを利用してくれたらと思います。あと、格闘技は怪我して練習ができない時期がどうしてもできるんですよ。そういう時でも筋トレはできますし。そういった点でもマシン等、色々揃えて良かったなと思いますね。

――トレーニングメインで利用される方もいらっしゃいますか?

いらっしゃいますよ。もちろん格闘技がメインのジムなのでそこまで多くはありませんが、何人かは最近格闘技全くせずにたっぷり2時間ほど筋トレをされる方もいらっしゃいます。その中でもついにボディビルの大会に出る方が出てきました。ストリートファイターみたいな身体になってますよ(笑)。僕の日々の筋トレは大事、という洗脳効果が出てきたなと思っていますね(笑)。柔術や総合格闘技、ボクシングなどのコンタクトスポーツにおいて身体は資本だと思っています。趣味は別として、強くなりたいと思う人は身体を鍛えていないと話にならないですからね。総合格闘技とか特に全身の筋肉が必要ですから。心肺機能もいるし、筋力、身体の強さもいるし。ウエイトトレーニングっていうのは効率的に身体を鍛えるのに優れていると思いますね。

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――パラエストラ大阪のHPにも記載されています、マーシャルアーツコミュニケーションについて教えてください。

パラエストラ全体のキャッチフレーズで、中井先生が提唱しているものです。マーシャルアーツ※1は言語や人種、年齢などを全てを超越してできるコミュニケーションだということを表したキャッチフレーズですね。私自身海外遠征等を何度かしましたが、英語が堪能なわけではないですし英語圏以外のところに行くこともあるんです。話せなくてもスパーリングをしたら非常に仲良くなれる。まさにそれがマーシャルアーツコミュニケーションだと思っています。喋らなくとも考えていることがお互いわかるといいますか。何十分、何時間とスパーリングをすると何千何万の言葉を交わすよりもめちゃくちゃ仲良くなれたりするんですよね。
私の昔の話ですけど、アメリカに遠征に行ってスパーリングをしたら、ご飯行こう泊まりにおいでとか誘ってくれたんです。言葉も通じない初めて会った人間にも優しくしてくれる、これは間違いなく格闘技の力だと思ったんですね。日本人同士だったら言葉も通じますしコミュニケーションを取れますけど、言語が違っても世界中の人たちとコミュニケーションが取れる一つの言語が格闘技だと思いますね。色んな人にマーシャルアーツコミュニケーションを体験してほしいなと思いますね。

――格闘技の魅力の一つですね。

そうですね、とてつもない魅力だと思います。うちのジムにも色んな社会的な立場の人がいらっしゃるんですけれども、年齢・立場関係なく取っ組み合うわけです。おそらく社会に出ると偉い人も、真摯な気持ちで頭を下げて他の人に技だったりを聞いている。それってとても面白いことだと思いますし、素敵なことだと思います。
格闘技においては世間的な地位や名誉・立場など関係なくなるわけです。そういう感覚を色んな人に身に着けてほしい。格闘技の元で真摯な気持ちになるということを経験してもらえればと思いますね。

パラエストラ大阪タクミ画像

――現在格闘技をしている若い選手へのメッセージをお願いします。

格闘技に限らないかもしれないけれど、若さの特権は失敗してもやり直しがきくことだと思うんです。僕はまだ40代ですけども、50.60代になって失敗したっていうといい年してなにやってるんだ、といった話になると思うんです。20代の方はまだ経験を積んでる段階ですので、多少の失敗をしてもそこから何がだめで失敗したのかというのを分析してやり直してというのが何度かできるはずなので。多少の失敗に目もくれずというか、分析をしっかりと行ってまた立ち上がって目標とかに挑んで欲しいなと思いますね。若い人たちにはそういう思いで頑張って欲しいなと思いますね。なんでもできるんだよ、失敗してもやり直せばいいじゃないと。

※1 マーシャルアーツ...レスリング、ボクシングといった西洋文化に根を持つ術技体系以外の拳法、格闘技、東洋の武術全般を指す言葉として用いられる。

実際に商品を利用したご感想

パラエストラ大阪タクミ画像

キックミットノービスモデルD ブラック×イエロー

https://www.bodymaker.jp/shop/g/gKM090BKYE/
キックミット

固定ベルトがついていて持ちやすいところがいいですね。衝撃もしっかりと吸収してくれるし使い勝手がいいですね。


ダミーミットDX ブラック×イエロー

https://www.bodymaker.jp/shop/g/gKM031LBKYE/
ダミーミット

長く使っているのでロゴが薄くなっているんですけど(笑)。連打したり、ラッシュ系の心肺機能の追い込み練習などによく使用します。全面が覆われているので、どんな攻撃にも対応できますし非常に便利で使いやすいですね。


ケーブルクロスオーバー ショートレンジSP

https://www.bodymaker.jp/shop/g/gTM130BKYE/

トライセプスロープ

https://www.bodymaker.jp/shop/g/gTG137/
ケーブルクロスオーバー

普段よく行っているトレーニングは一番ケーブルフライです。あとサイドレイズですね、普通はダンベルでやると思うんですけど自分はワンハンドルバーを使用して使っています。あと、トライセプスロープに変えてトライセプスプレスダウンを行ったりしますね。サイドに別の商品を取り付けたり、ベンチを使うとまたトレーニングの幅が広がります。このケーブルクロスオーバーは重宝していますね。


パラエストラ大阪画像 パラエストラ大阪画像

パラエストラ大阪

http://www.paraestra-osaka.net/

営業時間:月・水・金曜日19~23時、火・木曜日14~23時、土曜日17~23時、日曜日10:30~12:00(不定期開催、BBS要確認)
受付センター 0120-323-555
直通電話 06-4305-1741
MAIL: dojo@paraestra-osaka.net
住所:大阪市天王寺区国分町18-21大室ハイツ201


中山 巧代表

格闘技歴
ブラジリアン柔術(黒帯)、柔道三段、ボクシング
経歴
パンクラスフェザー級チャンピオン、防衛2回('13/3/17現在)
キング・オブ・ザ・ケージ 元ライト級チャンピオン
ブラジリアン柔術アジア選手権黒帯ぺナ級優勝
ムンジアル2007 アダルト茶帯レーヴィ級3位
プロ修斗 元ウェルター級世界ランカー

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